ブレンド:
パナマ・エスメラルダ農園・ゲイシャ種&ボリビア・カフェ・ジャカランダ
オレンジやレモンの爽やかな柑橘系が特徴。
シグネチャービバレッジ:
ブラジル、ルワンダ、マンデリン・ブルーバタックの深煎りを使って抽出、アイスコーヒーをつくる。それと焙じ茶をシェイクし、ミルク、黒糖、和三糖と合わせる。
パナマ・エスメルダ農園のゲイシャをブレンドに用いるとは何とも贅沢な話だが、エスメラルダ農園といえば、今年の小川珈琲のブースでは、エアロプレスでデモ抽出しており、試飲してみたが、ワイニーでマスカテル、焙煎度合いも適切だったのであろう、非常に上品な味わいであった。
木次氏のエスメラルダのブレンドだけでなく、焙じ茶のシグネチャービバレッジを
飲んでみたいと思った観戦者は私だけではなかろう。
木次氏のサイフォン抽出の手法にも触れておく。
・粉はあらかじめろか器フィルターにセット
・湯が上がり切る前に、2-3回粉をなじませる。その後の撹拌は6-8回。
・浸漬時間は30秒
・火を落とし、抽出液が落ちる直前、または同時のタイミングで
5-6回、撹拌する。
JSC及びWSCでは、
細かく審査ポイントが定められており、競技者に緊張が強いられるのも無理はない。こうしたプレッシャーをはねのけ、見事世界チャンピオンとなった木次氏には称賛の意を表したい。
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