フィールドワーク(25)
2011-01-31


サロン・デュ・ショコラ[LINK]へ。

創業125周年伊勢丹祭の一環として開催、
パリ発のチョコレートの祭典として2003年に伊勢丹に登場して以来、
今年で日本での開催は9年目だそうだ。

このわずか6日間の催事にかける伊勢丹の力の入れようは物凄いとしかいいようがない。
無論、強気の売上予想と創業125周年というお祭り的要素もあるからであろうが、
例えば、128ページフルカラーのオフィシャルムック本を980円で刊行し販売しているが、
無料で配布しているガイドブックも128ページでフルカラーという豪華版なのである。

会場は、午前中から熱気に溢れており、29日(土)の時点で、
「好評につき商品終了」というブースが多くあった。

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著名なショコラティエが売り場に立ち、購買者にサインをしたり、
一緒に写真を撮ってあげたりするのが人気の所以であろう。

我が家ではパティシエ界のユースケ・サンタマリアと呼んでいるアオキサダハル氏も
売り場で気さくに応対をしていた。

さて、会場視察の目的は、チョコレートの食べ比べではない。
一流のショコラブランドのショップカードやディスプレイ、ラッピングなどを学ぶためである。

特に自分の店づくりにおいてキービジュアルとなるカラーリングやデザインの
インスピレーションを得るには、有名どころが一堂に会するこのイベントは、
またとない機会なのである。

今のところ、候補となっている色づかいは、深めのオレンジと、黒もしくはダークブラウンである。

チョコレートブランドでは、この組み合わせを採用しているところが多々ある。
例えば、Henri Le Roux(アンリ・ルルー)

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オレンジ、ブラウン、ホワイト3色の使い方のバランスが良く、幾何学的なロゴとの組み合わせが高級感を生みだしている。

そのアンリ・ルルーのイート・イン限定のCBSパフェ。525円。

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CBSとはCaramel au Beurre Sale
(キャラメル・ブール・サレ=塩入りバターキャラメル)のことで、
冷たい塩キャラメルのアイスクリームに、やわらかなキャラメルソースをかけたパフェは
見た目ほど甘くなく、コース料理の締めのデザートとしても味わえるような一品。

ボリビアのEL CEIBO(エルセイボ)
原料のカカオの栽培からチョコレートの製造まで一貫して手がけるメーカー。
「ヘリテージカカオ75%」80g 1470円。

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ボリビアの原生林で育った野生のカカオ豆を使用。
ワイルドな苦みは予想に反して全くなく、自然の恵みがもたらす、

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