フィールドワーク(6)
2010-06-01


丸の内ブリックスクエアのジョエル・ロブション[LINK]へ。

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「季節野菜のフォカッチャ」399円。
あふれんばかりの枝豆。パプリカ、ブロッコリー、アスパラ、ズッキーニ、トマト。アスパラは、根元のかたいところをきちんと削ぎ落してありる。野菜はすべてしっかりとした歯ごたえが残っており、火の通り加減を上手にコントロールしていることがうかがえる。このあたりがジョエル・ロブションをして20世紀最高の三ツ星シェフといわしめる所以なのであろう。

前に来た時には、レンコン、カブがはいっており、その旨み、甘み、食感に感動したのを覚えている。季節の変わり目には必ず食したい一品。

奥は「酵素豚と自家製ピペラードのサンドイッチ」 小578円。

そももピペラードとは何か?
ロブションHPの記述には“……パプリカやにんにく、タマネギを煮込んだ……バスク地方の郷土料理”とある。

フランス在住の料理研究家・塩田ノアのブログ[LINK]では、

“……いってみればピーマンのトマト煮込み…… 仕上げに溶き玉子でとじてある。……中に細切りの生ハムが入ったり、乗せてあったり……”

また唐辛子を必ず入れるというのもあり、良くわからない。

肝心のサンドイッチの味もよくわからない、ピンと来ないものであった。
野菜の煮込みはラタトゥーユのようなわかりやすい味の方が自分の好みに合っているのであろう。
とはいうものの、ピペラードなるバスクの郷土料理を一度味わってみたいものだ。
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こちらは「パン・オ・プルノー」294円。プルーンと中にクリームチーズが入っている。

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バナナとアプリコットのパン。
この杏の甘酸っぱさはどこか懐かしいようでいて、品の良さを醸し出している。この酸味がバナナの甘味を甘すぎないように感じさせていて、絶妙の調和といえよう。

食事にあわせるより、単独で、コーヒーや紅茶とともにいただくのが適切であろう。

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